品目別無差別運賃とは
品目別無差別運賃(FAK)はコンテナ輸送とともに生じた概念ですが、コンテナ内の貨物の品目、容積、価格の如何を問わず、コンテナ1本当りの運賃のことを言います。
コンテナの使用により貨物におけるダメージが少なくなってきましたが、品目別に運賃を定める理由は見当たらないということで、この考え方が主流になってきたようです。
ヨーロッパに目を向けますと、ハンブルク港のコンテナ取扱量の拡大を受けて、ハンブルク港湾鉄道のコンテナ輸送量もかなり伸びたようです。

ハンブルク港湾局によりますと、2008年上半期の輸送量は前年同期比10.1%増の97万TEUと過去最高を記録したということです。
同鉄道のコンテナ輸送量はヨーロッパ最大で、貨物輸送量全体でみましても1.4%の増加となったそうです。
コンテナを運搬する貨物船をコンテナ船と言い、規格化されたコンテナだけを運搬する船をフルコンテナ船とかフルコン船と呼ばれています。
これまで海上コンテナの陸上輸送は、道路交通法上20フィートで20320kg、40フィートで24000kgまでのものに限定されていました。
これは、フル積載されたコンテナはそのままでは陸送できないことを意味し、陸海一貫輸送ができないことに海外の不満が強かったようです。
1995年3月に閣議決定された規制緩和推進計画により、認定を受けた3軸トレーラーとトレーラヘッドによる輸送がようやく認められるようになり、20フィートで24000kg、40フィートで30480kgまでの輸送が合法となりました。
コンテナ輸送における鉄道は、速く、大量に、そして正確な時間で貨物を運べるという特徴があり、陸上での海運輸送のような役割を果たしています。
しかし、ハイテク産業や電気電子工業の発達により流通業界での物流システム構築が進展し、鉄道の提供する物流サービスでは対応できなくなったと言われています。
そのため、トラックへの転移が加速され、貨物運送での陸運の中心は営業トラックとなっているのが実状です。
しかし、近年では、環境問題もあってモーダルシフトの主体として注目を集めています。
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